11/21観劇 『悲恋の歌姫 ROYAL SCANDAL』
みなさん、Aステの戦果はいかがでしたか!?私は会社の同志、6人で参戦したんですが、ガチ勢はみんな外れて、行かないけど協力だけしてくれた2人が当ててくれました!まさに無欲の勝利ってやつですね。。。笑 何はともあれ観れるぞ〜〜〜いえ〜〜〜い!!!
ということで、こちらご縁あって、行ってまいりました。
LIVE THEATER『悲恋の歌姫 ROYAL SCANDAL』
脚本:浅井さやか/演出:吉谷光太郎
製作:ポリゴンマジック*1
会場:品川プリンスホテル クラブeX
livetheater-rs.com
www.youtube.com
ライブのシアター
ボーカリストluzさんを含むクリエーター集団、ロイヤルスキャンダル。彼らの楽曲を原作とし、音楽と演劇で織り成す物語。。。タイトルにLIVE THEATERと銘打っているだけあってまさしくライブのシアターでした。めちゃくちゃluzのライブシーンが多い!ちゃんと数えてないけど10曲ぐらい歌ってなかった??
スタミュミュの時も思ったけど、吉谷さんのステージ演出はすごく素敵で無駄がない感じ。演劇パートの要所要所でluzさんが出てきて歌うのですが、その様子がまるで、キャラクターの人生を横目で眺める悪魔的な存在のようでした。芝居、歌、ダンス、全てにおいてビシッと決まっててかっこよかったのですが。。。前半結構パターン化してしまったような印象は否定できなかったかな〜と。。。
luzさんの曲調もすごく好きなんですが、似た感じのものが多くて。。。後半ちょっと違う曲調のものが出てきたりして持ち直したなと。ライブシーン、もう少し減らしてもよかったんでは?と思ってしまった。luzファンにとってはこれが最良だったんだろうけども。
ストーリー迷子の件※ネタバレ注意
物語の要になっているのが、おとぎ話の中のものだと言われている4つの宝具。何かを手に入れると何かを失うという”祝い”と”呪い”を授かるというアイテムです。
メインキャラの女の子チェルシーが持ってるのが、母親から受け継いだと思われるハートのネックレス。これは、愛を手にする代わりに幸福を失うというもの。このネックレスの物語的な所在がよくわからなくなってしまって。。。以下ネタバレなので注意ください。
宝具は
- 所有者が生きているうちに血縁者がつけると呪いだけを受け取る
- 所有者が生きているうちに他人がつけると力が暴走して呪いを受け取る
ということだったと思うのですが。。。
上記の前提を元に、元奴隷のバーテンダー、ルイスと、その父親であるマットが争うシーンがクライマックスにあります。マットはルイスの母であり、彼の思い人である女性を救うために(彼女は呪いを受けている)、ルイス(=血縁者)にネックレスをつけて呪いを移そうとしていたと。最終的にネックレスはマットがかけられて破滅するわけですが。。。
そもそもネックレスってチェルシーのお母さんが持ってたものじゃないの?二人結ばれちゃってるけど、ルイスとチェルシーは兄妹??ここが完全にわからなくなってしまって。。。誰かちげーよ、こういうことだよ、と説明してくださる方がいたら教えてください〜。
下ネタディーバとただの王子
キャラクター的には一見清楚な歌姫、だけど下ネタもバリバリ言っちゃう裏の顔を持つロゼッタが好きでした。衣装もなんか野暮ったいロングドレスだな〜と思ったけど、ちゃんとそのドレスにも意味があって。。。
あと、櫻井圭登くん演じるアルベール王子ね!最初はこいつが黒幕か?と思わせつつ、伝説の宝具とも何も関係ないんかーい!となり笑。でもバリバリに戦闘能力高くて最後は王子無双!!聞き間違いだったらすみませんが、「貴様、誰だ!?」的なセリフに
「ただの王子さ」
って言ってましたよね??ただの王子!?かっこよすぎだろ。
ちょっと思うところがあったり、迷子になったりもしましたが、楽しめた作品でした。歌い手さんの物語を原作に演劇を展開していくっていう作り方自体に興味があったし。観ることができてよかった。
マシュマロよろしければ〜!
marshmallow-qa.com
※基本的にはお返事させていただきます。掲載不可、伏せて欲しいところがあればおしらせください。
*1:HPに記載なかったけど、おそらく