9/27観劇『DIVE!! The STAGE!! 』
9/27は、はしごしました。ちなみに昼間観たのはこちら。
leo-writer.hatenablog.com
そして夜はこちらを観劇しました。
『DIVE!! The STAGE!! 』
演出・脚本: 伊勢直弘
制作:Office ENDLESS
会場:シアター1010
森絵都原作の青春小説の舞台化。見てないんですけどアニメもやってましたね。アニメの人気もそこそこで、舞台も券売あまりうまくいっていなかったようで。。。でも、SNSで作品自体の評判はよかったので結構期待して行ってきました。伊勢にいだしね。
キャスト陣の肉体がすごい。いろんな意味で。
本作の舞台は飛び込み競技に青春をかける少年達がテーマです。メインの飛び込みの表現がすごかった。まず、キャスト達が本当にバンバン飛び込む。実際に水の中に飛び込む訳ではないのですが、飛び込み台のセットから下にあるマット*1に向かって飛び込む。それも普通のジャンプじゃなくって、一回転とかしながら。主人公の納谷くんが格闘技やってたのは知ってたけど、みんな身体能力高い子達ばっかりなんだな〜。
当然飛び込み競技ということで、衣装はブーメランパンツ一枚のみ。ほぼ裸ですよ。みんな鍛えられた見事な腹筋晒してくれてました。差し入れとか食べるのも我慢してたりしてたんかな。。。ちなみに宮城紘大くんの腹筋拝めたの今回が2回目。いつもありがとうございます?
ワイヤーアクションがすごい。
飛び込み競技は入水するまでの回転等で得点を決めるんですが、キャストはそこまでは表現できない。で、入水するまでの表現は後ろの方で、アンサンブルの方がワイヤーアクションで表現します。なるほどね〜と思った。うまくワイヤーとアンサンブルの方の顔が隠れるようになっていて、スローモーションで今飛び込んだばかりのダイバーの演技を表現してくれてる。この演出は画期的だっな〜。
まとまってはいるのですが。。。
全体的にまとまっていて、要所要所の見せ方も素敵なのですが、前半の飛び込み以外のやりとりがなんとなく流れちゃってたように見えたな〜。それがあってか、後半誰が主人公なのか分からなくなってきてしまって。主人公に一貫してスポットを当てる舞台がいい舞台っていう限りではないですが、最初坂井知季が主役ですよ〜彼目線の話ですよ〜っていうような導入があった末の話なのでちょっと気持ち悪かったというか。。。
多分ですけど、この原作自体結構地味目な作品なんだよね。。。きっと。それを2.5次元売りっぽい作り方しちゃったのがアンバランスな原因な気がする。
*1:客席からは見えない