舞台とお酒が好きな人の備忘録

舞台とお酒が好きな人の備忘録です。

9/27観劇 テアトル・ド・キャンディボーイ『BONBON』

ちょっと抑えめだった9月ですが、月末になって怒涛の観劇ラッシュ!まずはこちらから。。。

テアトル・ド・キャンディボーイ『BONBON』

作:池田テツヒロ /演出:大関真(劇団SET)

会場:CBGK シブゲキ!!

candy-boy.jp


ショージキな話

昔からちょっとご縁があって、カフェ公演とかライブとか、色々観させて頂いているCandy Boy。ユニットとしては結構応援しているんですよ。ただこの座組みの芝居があんまり合わないなっていうことがあって。。。詳しくは過去記事をご覧ください。
leo-writer.hatenablog.com

正直、芝居パートはあんまり期待していなったんですね。それに反して、ほんと上から目線で申し訳ないんだけど、思ったより面白かった。

第二次世界大戦下のフランスで、5人のレジスタンスの少年がナチスドイツ軍から逃げてくる。5人が逃げ込んだのは、使われなくなったホテル。そこに3人のドイツ兵が現れ、彼らを欺くために仕方なくホテルスタッフのふりをして3人をもてなすことになる。。。っていうストーリー。

このストーリーも結構面白かったし、5人のメンバーそれぞれの制服姿*1も楽しめるし、ドイツ兵組は軍服姿見れるし、いい構成だなと思いました。

特に大翔くんのドS軍人役がよかった。。。初めてカフェに行った時、振り付け教えてくれたの大翔くんだったんですよ。別の公演に出演してて、お見送りの時に震える手でキャンデイくれたのも大翔くんだったんですよ。。。結構個人的な思い入れのある大翔くんがあんなギャップを見せてくれるなんて。。。推せるかもしれない笑(チョロい)。

マルコかわいそうすぎ問題

と、結構面白かったんだけど、ちょいちょい突っ込みたいところはありました。冒頭の暗いシーン長すぎとかね。。。使われないホテルに忍び込んで、見つからないようにする為電気つけないっていうのはわかるんだけど、ある程度のところで演出として薄明かりつけちゃえばいいのに。そこまで忠実にする必要あるんだろうか、とか。体感的に10分強ぐらいステージ暗かったんだけど、結構観てる方はきついですよ。。。

あのあと、レジスタンスの5人が制服に着替えて出てくるところでパッと明転して、ホテルやるんだ!?っていうのを印象付ける演出だったのかな。でもそもそも、明転する前の5人の格好がシルエットでしかわからないのでそれもあんまり効果無かったと思うけど。。。

まあ、そんな暗転長いとかは細かい話なんですけど、そういう現実主義っぽい演出が多いのに対し、話の内容がちょいちょい現実味を欠いてるのが気持ち悪い感じがしちゃうんですよね。食べ物の入手の仕方とか、ニガヨモギのエキスで暗殺しようとするとか。。。

あと一番声を大にして言いたいのは、太智くん演じるマルコかわいそうすぎる!!上司のわがままに付き合って変なホテルに滞在して、しかも結構場を盛り上げてくれたのに惨殺されるなんて。。。彼完全に無駄死にじゃ〜ん!!太智くんも頑張って消え物たくさん食べながら演技してたのにねぇ。。。

イケメンテーマパーク

2部はレビューショー。前にCandy BoyCUBERSのツーマンライブ行った時に、おそらくCUBERS側のファンの方でCandy Boy初体験だった2組が「ディ○ニー感がすごい。。。」と言っていたのを思い出した。確かに、溢れ出るテーマパーク感が半端ない!ダンスが上品なのにキレッキレ。そしていつものカフェでやる公演より、ステージが広いからか、通常よりも飛んだり跳ねたりしている気もして。。。

こんな感覚与えてくれるボーイズユニットって、他にないと思うんですよね。唯一無二だぜ、Candy Boy


なんだかんだ言いつつ、結構ハマってしまっている、チョロいオタクなのでした。もっとお芝居が面白かったらなあ。。。その為にも演出をたまには違う人にしてみたらいいと思うんだけど。。。

*1:ベルボーイとか支配人とか、コックとか